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備前玉とは?歴史や活用方法を紹介します。

備前玉

古代日本から伝わる「備前玉」。
備前玉の活用方法や歴史について紹介します。
皆さんも備前玉を活用してみてくださいね。

備前玉の不思議

古代日本の須恵器は、最近の科学の進歩(放射線元素による測定)で今から12000年位も前にすでに日本で作られていたことがわかってきました。 人類発生の地、アフリカで発見されているものよりももっと古く、世界で最古の須恵器が作られていたのではないかとの研究発表が最近になって報告されています。縄文土器に観るその形の美しさや機能(食物の保存に適しているなど)は、世界の歴史に類を見ないとまで言われています。 その須恵器の流れを古代から連綿と継いでいるのが備前焼であると言われています。

古くから、備前焼は「水を美味しくする。瓶に入れた水が長持ちをする。・・・等々。」と言われてきました。水を浄化する作用があり、又遠赤外線効果や須恵器独特の通気性があるといわれています。

高温による焼締めのため釉薬を一切使用せず、備前土独特の鉄分を含んだ土は高温焼成され、その自然の焼の美しさと、堅さは、備前の陶工たちの誇りであり、仲間内ではその特長ゆえに「備前は、鉄器である。」とまで言われていました。また、「落としても割れないとまで言われているのが、備前焼だ。」とも言われています。 その備前の土を使って高温焼成し焼締めたのが、備前玉です。この備前玉は、古来からの薪で焼くため、酸化還元の違いによりいろいろな色の変化が現れ観て楽しむこともできます。

備前玉の使用例

備前玉 備前玉

☆お米を炊く時に入れると、ご飯が立ちふっくらと炊き上がります
 2合に1個の割合で使用、炊く前に米の上に置くだけ。

☆やかん、ポットなどの水やお湯に入れておくと味がまろやかで美味しくなる。
 1リットルに対して2~3個の割合

☆ビール、ワイン、酒、焼酎、炭酸飲料などに入れて飲むと、味がまろやかになります。
 コップやグラスなどに各1個割合で使用、少し飲んだあとで、グラスを割らないようにそっと入れて飲んでみると、その効果が一目瞭然です。
 炭酸飲料(ビール等も)を飲む時、グラスに入れると気泡が備前玉をおおい、その気泡がプクプクと上昇し、その姿がとてもロマンチック!!!

☆お風呂に入れると、体があたたまります。
 網目の袋に10~20個割合で使用、温まった備前玉を肩などに乗せると温まって気持ちが良いです。

☆瓶に入れておくと、花が長持ちします。
 2~3個割合で使用

ビール・ワインや炭酸系飲料と備前玉

備前玉のワイン利用

備前玉をグラスに入れ、ビールを注ぐとアラ不思議。小さな気泡が備前玉をおおいその気泡が水面へ上っていくんです。その姿が誠に幻想的で美しいのです。この備前玉入りグラスビールはとても美味しいですよ。味はまろやか、泡はとてもクリーミィー。 また、喉越しがよく、「のどがチクチクしない。」のでとても飲みやすくなります。備前玉を入れるとすぐに効果がでます。 ワインも格段に美味しさが増すと好評です。

取り扱い上の注意事項

☆備前玉の洗浄は、洗剤を使わないで、煮沸または水洗いしてください。

☆アルコール(酒類など)に使う玉と、水に使用する玉と使い分けてください。

☆備前玉を電子レンジで温めたり、焼いたりは絶対しないでください。

☆備前玉が、壊れてしまいます。

☆備前玉を冷凍したり、炊いたりして熱いときはやけどするので決して素手で触らないこと。


 

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